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「味がわからない…」
「何を食べても味気なく感じてしまう…」
もしかして味覚障害を発症しているかもしれません。
セルフチェックリストを使って、味覚障害かどうかをご自身で確認してみましょう。
お医者さんが味覚障害の原因から対処法まで解説しますので、気になる症状がある方は、ぜひ参考にしてください。
チェック項目が1つでも当てはまれば、味覚障害の可能性があります。
味覚症状は、主に2種類に分けられます。
タイプ①味の感覚が鈍感になる
(例)「塩を付けたのに全く味がしない」
タイプ②味の感じ方が変化してしまう
(例)「レモンが苦く感じる」
ほとんどの場合、タイプ①の味の感覚が鈍感になる味覚障害が多いです。この場合、ゆっくり進行するため、味覚障害に気づきにくいことがあります。
味覚障害が起こる5つの原因を解説します。
思い当たる節がないか、確認してみましょう。
亜鉛が不足すると舌の味細胞の働きが阻害されてしまいます。
そのため、ミネラルの1つである亜鉛の不足が味覚症状の異常を起こしている可能性があります。
味を感じる器官である味蕾は、顔の神経を通じて脳の味覚中枢に伝わっています。ストレスを感じることで神経のトラブルが起き、味を感じにくくなることがあります。また、人はストレスを感じると亜鉛を多く消費してしまいます。
風邪やインフルエンザにより、鼻水・鼻づまりの症状が出て、味覚機能を低下させることがあります。
この場合は、風邪の症状が治まれば、味覚機能も回復します。
抗がん剤などの薬剤と亜鉛が相互作用を起こし、亜鉛の吸収を阻害している場合があります。
また、抗がん剤以外にも、解熱剤や抗アレルギー剤などの薬剤も相互作用を起こしている場合があります。
マウスウォッシュの中には強い抗菌力がある商品もあります。マウスウォッシュの中に含まれるラウリル硫酸ナトリウムなどにより、味覚障害が起こる可能性があると言われています。
その他にも、貧血や糖尿病、肝不全、腎不全、甲状腺疾患、脳梗塞などで味覚障害が起こる場合もあります
しかし、
といった場合は病院へ行きましょう。また、全く何も味がしない場合は重症の可能性があるので、病院へ行くことをおすすめします。
味覚障害の原因によって、対処法は変わります。
牡蠣やアサリ、卵黄やチーズなどを取り入れましょう。また、食事で十分に摂れない場合は、サプリメントなどで補うことも有効です。
鼻の粘膜が炎症を起こしている場合は、市販の薬で症状を和らげることで、改善されることもあります。
舌の状態の確認や中耳炎などの検査を行います。
また、血液検査や味覚の検査で亜鉛不足ではないかを検査します。
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