脱!ストレス太り。今日から始める「ストレスフリーダイエット」

更新日:2022-02-25 | 公開日:2022-02-25
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脱!ストレス太り。今日から始める「ストレスフリーダイエット」

「なんで痩せないの…」
「ストレスが原因?」

痩せないことにストレスは関係するのか、お医者さんに聞いてみました。

ストレス太りチェックで自身の生活習慣を見返してみましょう。
ダイエットを成功さえるための5つの約束もチェックしましょう。

監修者
経歴

福島県立医科大学卒業

「働く人を支える」薬に依存しない医療を展開する「BESLI CLINIC」を2014年に協同創設、2030年を基準に医療現場から社会を支える医療経営を実践しています。

産業医視点からビジネスマン・ビジネスウーマンを支えております。生薬ベースの漢方内科での経験を活かし、腹診を含めた四診から和漢・井穴刺絡などの東洋医学を扱い、ホルモン、生活習慣をベースに身体から心にアプローチする診療を担当。米国マウントサイナイ大学病院へ留学、ハーバード大学TMSコースを修了。TMSをクリニックへ導入、日本人に合わせたTMSの技術指導、統括を行っています。

ストレスのせいで痩せないって本当?

ストレスが原因で痩せないことがあるって本当ですか?
女性
医師女性
はい、本当です。これはストレスで分泌される「コルチゾール」というホルモンが関係しています。

コルチゾールが増えすぎると、「基礎代謝量が低下する」「エネルギー効率が悪くなる」といった状態になり、脂肪が燃えにくい体質になります。

また、コルチゾールによってインスリンが多く分泌されると、エネルギーが脂肪として体につきやすくなります。

知らない間に「ストレスが溜まっている」ことも…

医師女性

人はさまざまな理由でストレスを抱えてしまうものです。

例えば、

  • 気候の変動
  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • 疲労の蓄積
  • 病気・ケガ

など、精神的な理由だけでなく、体への負担がストレスとなるケースもあります。

いくつ当てはまる?ストレス太りチェック

  • 仕事や人間関係等で日常的にストレスを感じている
  • リラックスする時間がない
  • 生活リズムが乱れている
  • 睡眠不足
  • 食事のバランスが悪い
医師女性
上記はストレス太りしやすい生活習慣です。
いくつか当てはまる人は“ストレスで太っている”ことも考えられます。

まずはここから「ストレス不調に打ち勝つには?」

医師女性
まずはたっぷりと睡眠をとって心身の疲れを取りましょう。

疲れがとれたら、

  • 映画を観る
  • 音楽を聴く
  • スポーツを楽しむ
  • 友達とおしゃべりする

など好きなことをして、気持ちをリフレッシュさせましょう。

リラックスできる時間をできるだけ多く確保することが、ストレス緩和において大切です。

やり過ぎ注意!ダイエットの5つのお約束

医師女性

下の5つの約束を意識すると、ダイエットが成功しやすいです。

  1. 過度な食事制限はせず、1日3食バランスよく食べる
  2. 即効性を求めない
  3. 完璧を目指さない
  4. 生活に“ちょっとだけ運動”を取り入れる
  5. しっかり睡眠をとる

ことを意識しましょう。

それでは、それぞれのポイントをチェックしていきましょう。

約束① 過度な食事制限はしない(1日3食バランスよく食べる)

食事の順番

医師女性
「〇〇制限ダイエット」といった過度な食事制限は、一時的に痩せることもありますが、ストレスになるだけでなく、筋肉量の減少・基礎代謝の低下に繋がり、かえって痩せにくい体になってしまいます。
まずは、1日3食「主食・主菜・副菜」の揃った食事をとりましょう。

食事は「制限」するのではなく、「バランス」を考えましょう。

1日3食バランスの良い食事を摂ると、

  • ストレスに強くなる
  • 筋肉量・基礎代謝を維持できる
  • 間食や食べ過ぎを防止できる

などの効果があり、痩せやすくなります。

約束② 即効性を求めない

医師女性
体重減少は1ヶ月で全体の5パーセント以内にしましょう。
長期的な目標を立てることで、精神面や体への負担も軽減できます。

短期的なダイエットは「リバウンド」のリスクが大きいです。

急激に減量すると体への負担が大きくなり、リバウンドや体重が停滞することもあります。
徐々に減量を重ね、体を慣れさせながら行いましょう。

約束③ 完璧を目指さない

医師女性
食事の取り方や運動等、思う通りにできない日もあると思います。
そんな日も「できていること」に目を向けて、ポジティブに過ごしましょう。

完璧を目指すと、できなかったときに「ストレス」となります。
前向きな気持ちを意識すると、ダイエットを継続しやすくなります。

諦めずにコツコツと積み重ねていくことで、着実に体重が減っていくでしょう。

約束④ 生活に“ちょっとだけ運動”を取り入れる

医師女性

仕事が忙しいと、まとまった運動時間をなかなか確保できないものです。
そんなときは、

  • 通勤時に一駅分手前で降りて歩く
  • できるだけ階段を使う

など日常的に体を意識して動かすようにして、エネルギー消費量を増やしましょう。

生活の中で少しでも多くエネルギーを消費するようにしましょう。

約束⑤ しっかり睡眠をとる

医師女性
7~8時間を目安に、しっかりと眠るようにしましょう。

しっかりと睡眠をとることで、心身の疲労回復やストレス緩和につながり、ダイエットの効率を上げてくれるでしょう。

\「睡眠不足」はダイエットの大敵!/

 

睡眠不足になると、食べすぎを抑える「レプチン」の分泌が減り、食欲を刺激する「グレリン」が増加します。

 

食欲があるのに、食べすぎないように頑張るのはさらなるストレスになります。

食欲を抑えるのがつらいときは、まず十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

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