もくじ
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尿が魚臭い…。
これって膀胱炎?
膀胱炎だと「尿が魚臭くなる」ことはあるのか、お医者さんに聞きました。
他の病気の可能性や、受診目安についても解説します。
荒牧内科
院長
荒牧 竜太郎先生
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
尿の臭いだけでなく、排尿痛や下腹部痛などの症状がある場合は、膀胱炎が疑われます。
膀胱炎は、尿道や膀胱で細菌が増殖してしまう病気です。
細菌の死骸や、細菌を攻撃するために使われた白血球などが尿に混じることがあります。
そのため、いつもと比べて尿の色や臭いが変わることがあります。
臭いが強いのは重症化してるってこと…?
臭いの強弱でだけで病気の進行具合を判断することはできません。
体の細胞が細菌と戦って、細菌をやっつけた残骸から臭いが発せられたりすることもあるためです。
臭い |
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見た目・色 |
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排尿間隔 |
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排尿感 |
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そのほか |
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「膀胱内での細菌の増殖」「尿を作る・尿をろ過する機能にトラブルが起きる」等により、通常よりも尿の臭いがきつくなることがあります。
また、体調がよくない時に、一時的に臭いが強くなることもあります。
普段から尿の臭いをチェックしよう
尿は健康状態を把握するバロメーターです。
など、病気によって、尿の臭いにはそれぞれ特徴があると言われています。
健康体の尿は、排出したてのときはほとんど臭いません(※)。
いつも尿の臭いを嗅いでおくと、臭いが変わったことに気が付きやすくなります。
普段から臭いをチェックする習慣をつけましょう。
※ただし、そのままトイレで流さないで放置していると、アンモニアが増えて臭いを出します。
膀胱炎を放置して悪化すると、下腹部痛・頻尿・排尿痛が強くなり、医療機関を受診するのもつらくなります。
そのまま進行すれば「腎盂炎」(腎臓の周辺の炎症)に悪化する可能性もあります。
膀胱炎以外の他の病気のリスクもあるため、早めの受診が重要です。
違和感を覚えたときにすぐ受診して尿検査を受ければ、早期に膀胱炎だとわかり、早く治療を受けられます。
市販薬の使用には注意!
市販薬の使用には注意が必要です。
市販薬に頼っていると、膀胱炎以外の病気だった場合に発見が遅れてしまいます。
早めに病院を受診して、なるべく処方された薬を使うようにしてください。
市販薬を使いたい場合は、医師に確認をとりましょう。
泌尿器科では、尿管・尿道・膀胱・腎臓などを中心に詳しく診てもらえます。
といった場合は、「内科」「婦人科」で相談するとよいでしょう。
また、膀胱炎は女性に多く、妊娠中もなりやすいです。
妊娠中に腹痛や尿の臭いの変化があれば、早めにかかりつけの「産婦人科」に相談しましょう。
尿の臭いで膀胱炎を疑う場合は、「尿の臭いがきつくなって、臭いので調べて欲しい」と伝えましょう。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
▼参考
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