肋間神経痛とはどんな症状?「してはいけないこと」は?治し方も解説

更新日:2023-04-18 | 公開日:2023-02-28
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肋間神経痛とはどんな症状?「してはいけないこと」は?治し方も解説

胸や背中に激痛が走ることがある…。
肋間神経痛と言われたけど、どんな症状なのかよくわからない…。

そんな方のために、肋間神経痛について分かりやすくまとめました。
「治療法」や「予防につながる生活習慣」も紹介するので、肋間神経痛を改善したい人は必読です。

肋間神経痛とは

肋間神経

肋間神経痛とは、肋骨の間を走る「肋間神経」が、打撲などの外傷や帯状疱疹によって損傷したり、何らかの要因で圧迫されたりすることで、痛みが起こる状態です。

どんな症状?肋間神経痛セルフチェック

チェックシート

  • 押すと痛みが悪化する
  • 強い痛み(激痛)
  • せき、くしゃみ、深呼吸、少しの体勢変化などで痛みが悪化する
  • 片側のみに痛むことが多い
  • 肋骨に沿うように痛む

肋間神経痛の「原因」

変形性脊椎症の女性

  • 骨折
  • 腫瘍
  • 椎間板ヘルニア
  • 変形性脊椎症
  • 帯状疱疹

などによって神経が傷ついたり、圧迫されたりすると発症します。
肋骨を骨折した人の場合、神経損傷によって発症するケースもあります。

肋間神経痛に「なりやすい人」

肩こりは病気の前兆

  • 激しいせきが長期間続いた
  • 脊髄神経が圧迫された(骨折・打撲・腫瘍・椎間板ヘルニア等)
  • 肋骨神経が圧迫された(背骨が曲がる等)
  • 帯状疱疹ウイルスに感染している(後遺症)
  • 内臓の病気を患っている

上記がきっかけで、肋間神経痛を発症することがあります。

肋間神経痛になったら「してはいけないこと」

  • 体を冷やす
  • 重いものを持つ
  • 「猫背」や「背中をそらす姿勢」

などは避けてください。

肋間神経痛は、体を冷やしたり、重いものを持って脊椎に負担をかけたりすると、痛みが強くなることが多いです。
また、体の歪みがあると痛みを発症しやすいので、正しい姿勢での生活を送りましょう。

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肋間神経痛の「治し方」

湿布を持つ女性

「消炎鎮痛剤」「湿布」の処方が、一般的な治療法です。

これらの治療と並行して、運動療法やリハビリが行われることもあります。
続発性の場合には、服薬治療、患部固定、手術等、それぞれの症状に適した治療が行われます。

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予防方法は?

  • 15分に一回程度体を動かす
  • ウォーキングなどの適度な運動を継続する
  • 日頃からストレスを抱え込み過ぎない

肋骨神痛を予防するには、上記のような対策を日頃から意識してみましょう。

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病院に行く目安

医師に相談

  • 痛みが2~3日続いている
  • 痛みが強い

といった場合には、隠れた病気の可能性があります。

腫瘍や帯状疱疹が原因の場合、治療しなければ痛みは治りません。
また、膵炎や心筋梗塞など、命に関わる病気も疑われるため、放置は危険です。

痛みが続くときは医療機関を受診し、原因を調べてもらいましょう。

病院は何科に行けばいい?

肋間神経痛がずっと痛いときは、まず整形外科で相談してみましょう。

ただし、帯状疱疹が疑われるときは、皮膚科を受診してください。
また、膵炎など内臓の病気が疑われるときは、内科を受診しましょう。

肋間神経痛を放っておくとどうなるの?

痛みをそのままにしていると、脳にその記憶が刻まれてしまい、痛みに過敏になってしまうことがあります。
これにより、余計に強く痛みを感じてしまう人もいます。

長引く痛みは放置せず、早めに受診して治療を受けましょう。

整形外科を探す

皮膚科を探す

内科を探す

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