「目がしみて痛い…」
「もしかして目の病気?」
つらい目の症状の原因と対処法を、お医者さんに聞きました。
おすすめの点眼薬や眼科を受診する目安も要チェックです。
「目が痛くてしみる…」対処法を教えて!
目に異物が入っている可能性もあるので、まずは目を洗いましょう。
流水で洗い流す、水を張った洗面器に目をつけるといった方法で、10分程度ていねいに洗ってください。
目を傷つける恐れがあるため、擦らないように注意しましょう。
上記の処置をしても症状が治まらない場合は、早めの眼科の受診をおすすめします。
目の傷や病気の可能性が考えられ、悪化すると視力低下を招く恐れがあります。
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市販の目薬を使ってもいい?
目に激しい痛みがない場合は、市販の目薬で様子を見ても良いでしょう。
激しい痛みがある場合、角膜に傷ができている可能性があるため、自己判断での目薬の使用は危険です。
市販の目薬を使用する場合は、症状に合わせたものを選びましょう。
◆目にごみ入った
→洗眼薬をおすすめします。
◆目の乾燥が気になる
→“塩化ナトリウム”が配合された、人工涙液をおすすめします。
◆紫外線のせいで目がヒリヒリする
→“イプシロン-アミノカプロン酸”などが配合された、炎症を抑える目薬をおすすめします。
こんなときはすぐ眼科へ!
- 激しい痛みがある
- 涙が大量に出る
- 目の充血
- 痛みが続く
- 痛みが悪化していく
- 目がかすむ
といった場合は、自分で対処しようとせず、早急に眼科を受診しましょう。
特に角膜に傷がついている場合は、放置すると視力低下を招く恐れがあります。
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「目が痛くてしみる…」考えられる2つの原因
目が痛くて染みる場合、
- ドライアイ
- 流行性角結膜炎
が原因となっているケースがあります。
原因① ドライアイ
目が乾燥しやすくなっている状態です。
乾燥によって目の表面(角膜)に傷が付くことで、目が染みて痛む場合があります。
角膜の神経はとても繊細なため、ほんの少しの傷でも強い痛みを感じます。
ドライアイの症状
- 目の乾燥
- 目が重い
- 涙が出る
- 目の充血
- 目がしょぼしょぼする
- 目が疲れる
- 光を眩しく感じる
- 目がかすむ
- 視力低下
ドライアイの原因
- 加齢に伴う涙の量の減少
- 瞬きの回数が少ない
- マイボーム腺の機能不全
- コンタクトレンズの長時間装用
- パソコンやスマホの長時間使用
といった原因が挙げられます。
また、乾燥した環境で仕事をしている方も、発症リスクが上昇します。
<マイボーム腺>
まぶたの内側にある、油分を分泌する器官。
油分を分泌することで、涙の蒸発を防いでいる。
自分でできる対処法は?
- 人工涙液を使用する
- 意識して瞬きの回数を増やす
- コンタクトレンズの使用時間を短くする
- 蒸しタオル等で目を温める
といった対処法があります。
人工涙液は防腐剤が含まれていないものを使用してください。
セルフケアで症状の改善がみられない場合には、一度眼科を受診しましょう。
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2018-10-01
”眼精疲労”と言っても、その症状はさまざまです。
「症状にあわせて選ぶこと」が失敗しない目薬の選び方になります。
ドライアイ・充血・疲れ目・ものもらいなど、それぞれのケースにおすすめの目薬をご紹介します。
「疲れ目・かすみ目」におすすめの目薬
疲れ目・かすみ目の人は、目の血流が低下して、一時的に見えにくい感覚になっています。
充血している場合は、目の酷使によって軽い炎症を起こしている可能性もあります。
特にスマホやパソコンをよく使う人は、ブルーライトを見ている時間が長いために発症しやすいです。
この成分をチェック
ネオスチグミンメチル硫酸塩
アラントイン
ビタミンB12
これらが入っている目薬を選ぶようにしてください。
上記の成分は、長時間の目の酷使によるピント機能低下を改善させます。
また、炎症を抑えて角膜の修復を強化する作用もあります。
※使用回数、用途を守って使用してください。
「ドライアイ」におすすめの目薬
ドライアイは、長時間スマートフォンやパソコン作業を続けている人に多いです。
このような作業は、目はまばたきの回数が減って目が乾燥しやすくなります。
また、加齢によって目の成分が減っている人も、ドライアイになりやすいです。
この成分をチェック
塩化カルシウム水和物
硫酸マグネシウム水和物
コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
これらが入っている目薬を選ぶようにしてください。
上記の成分は、目の乾き、疲れ目、目のかすみなどに効果があります。
※使用回数、用途を守って使用してください。
「充血」におすすめの目薬
目の酷使、外部刺激などによって、目の血管が膨らんでいる状態です。
この成分をチェック
塩酸テトラヒドロゾリン
ナファゾリン
これらが入っている目薬を選ぶようにしてください。
上記の成分には、血管収縮効果があります。
※使用回数、用途を守って使用してください。
「目の痛み」におすすめの目薬
目の痛みは、紫外線の炎症、コンタクトレンズ使用、目の疲れなどが原因で起こります。
角膜の炎症、血流が悪いなどの状態が考えられます。
この成分をチェック
グリチルリチン酸二カリウム
イプシロン-アミノカプロン酸
これらが入っている目薬を選ぶようにしてください。
上記の成分には、炎症を抑えて組織の修復を行う働きがあります。
※目の痛みの原因がわからないときは、診察を受けましょう。自己判断で市販薬を使うのはリスクを伴います。
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「目のかゆみ」におすすめの目薬
目のかゆみは、さまざまな外部刺激によって引き起こされます。
主な原因には、花粉、ペットの毛、ハウスダスト、細菌、ウイルスなどがあります。
これらのアレルゲンに反応して結膜が炎症を起こすと、かゆみを発症します。
この成分をチェック
トラニラスト
クロルフェニラミンマレイン塩酸
これらが入っている目薬を選ぶようにしてください。
上記の成分には、アレルギー原因を抑えてかゆみを止める効果があります。
※目のかゆみの原因がわからないときは、診察を受けましょう。自己判断で市販薬を使うのはリスクを伴います。
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「目の異物感」におすすめの目薬
目の異物感は、コンタクトレンズの使用や目の疲れ、異物混入などが原因で起こります。
角膜の炎症や、アレルギー反応などが起きていると考えられます。
この成分をチェック
グリチルリチン酸二カリウム
イプシロン-アミノカプロン酸
これらが入っている目薬を選ぶようにしてください。
上記の成分には、炎症を抑えて組織の修復を促す作用があります。
※目の痛みの原因がわからないときは、診察を受けましょう。自己判断で市販薬を使うのはリスクを伴います。
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「ものもらい・結膜炎」におすすめの目薬
白目の部分に炎症を起こしたり、微生物感染などが原因で白目の部分が赤くなります。
目やに、充血、かゆみ、腫れなどが同時に起こることが多いです。
この成分をチェック
スルファメトキサゾール
が入っている目薬を選ぶようにしてください。
この成分には抗菌の効果があり、細菌感染の改善を促す作用があります。
※症状が重い場合は、市販薬では治療が進まないことがあります。特にさまざまな症状が複合的に出ている場合は、医療機関での診察を受けましょう。
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「花粉症」におすすめの目薬
花粉が目や体から入り込み、アレルギー反応を起こしている状態です。
かゆみ、落涙などを発症します。
この成分をチェック
クロルフェニラミンマレイン酸塩
クロモグリク酸ナトリウム
プラノプラフェン
これらが入っている目薬を選ぶようにしてください。
上記の成分には、かゆみ止め、角膜の保護成分、アレルギーを抑える、炎症を抑えるなどの働きがあります。
※他の病気が原因となっている場合もあります。市販品は使用するのは、医療機関で「花粉症」と診断された後が良いでしょう。
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どれの目薬がいいのかわからない!
商品の値段よりも「目の症状にあっている目薬」を選ぶことが大事です。
コンタクトレンズをつけている人は、目薬の成分がコンタクトレンズ不可の場合もあります。
特にソフトコンタクトレンズは、装用したまま使えないケースが多いので要確認してください。
目薬は「1カ月以内に使い切る」
処方薬:開封後1カ月以内
市販品:開封後3カ月以内
を目安に使用しましょう。
古いものは成分が劣化している可能性が高いので、破棄してください。
目を疲れさせないことが大事
目を酷使した後は、
蒸しタオルで目元を温める
ホットアイマスクで目をリフレッシュする
湯船に浸かり、目だけでなく体全体を温める
といったことを行い、目の疲れを溜めないようにしましょう。
目に疲れが溜まっていると、免疫が落ちて充血したり、結膜炎になったり、花粉症が悪化したりします。
こんなときは眼科へ
目の不調を繰り返すときは、早めに眼科で受診しましょう。
目の病気が隠れていた場合、悪化すると視力に影響が出るリスクがあります。
眼科では、目の不調の原因を調べてそれに合った治療を行います。
ドライアイやアレルギーなど、生活面での工夫で改善できる症状もあります。
気になる目の症状は、一度医師に相談してみましょう。
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原因② 流行性角結膜炎
ウイルス感染によって、結膜(角膜)に炎症が起こっている状態です。
炎症が強い場合、目が染みて痛む場合があります。
<結膜>
眼球表面とまぶた内側を覆っている透明な粘膜。
流行性角結膜炎の症状
- 目の充血(白目が真っ赤になる)
- 目の異物感
- 涙が出る
- 目やにが増える
- まぶたの腫れ
- 目のかすみ
- 耳前リンパ節の腫れ
- 目を開けにくい
流行性角結膜炎の原因
- 目をよく触る
- 他の人と同じタオルの使用
- 手洗い不足
- 爪が長い
- 過度の疲労、ストレス
などの原因が挙げられます。
流行性角結膜炎は、ウイルス感染(アデノウイルス)によって発症します。
そのため、疲労やストレスが溜まっていると免疫力が低下し、発症リスクが上昇します。
自分でできる対処法は?
ご自身での対処法はありません。
流行性角結膜炎を疑う場合は、できるだけ早く眼科で相談しましょう。
この病気の特効薬はありませんが、眼科で治療を受けると痛みの緩和が期待できます。
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治らない場合は早めに眼科へ
- 異物を取り除いても痛みが改善しない
- 症状が2日以上続いている
といった場合は、早めに眼科を受診してください。
痛みを放置すると症状が悪化し、完治までに時間が掛かってしまう場合もあります。
特に流行性角結膜炎は非常に感染力が強いため、家族や周囲の人々に感染させてしまう恐れもあります。
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※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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2021-08-05
「涙袋が腫れてる…これは何?」
原因にはアレルギーや寝不足、コンタクトレンズの誤使用などが挙げられます。
ものもらい、涙嚢炎といった病気も考えられるため、注意が必要です。
病院に行く目安も併せて解説します。
涙袋が腫れる…原因は8つ
涙袋が腫れる原因は、病気ではない炎症によるものと、目の病気によるものと大きく二つに分けられます。
病気ではない原因による腫れ
アレルギーによる炎症
皮膚のかぶれ(接触皮膚炎)
コンタクトレンズの誤使用
むくみ
目の病気による腫れ
涙嚢炎(るいのうえん)
ものもらい
外反症
加齢による腫れ
Baggy eyelid
が考えられます。
腫れ方や対処法などをひとつずつ説明していきます。
原因① アレルギーによる炎症
涙袋の周りは皮膚が薄く、血管やリンパ管が集中しています。そのためアレルギーによって血管が広がり、組織に水分が溜まると、涙袋腫れやすくなります。
また、目をこするとさらに炎症が進み、腫れがひどくなることがあるためできるだけ擦らないようにしましょう。
アレルギー反応とは、体の免疫システムが過剰に反応してしまっている状態です。例えば花粉やハウスダスト、ペットの毛などによって炎症を引き起こし、涙袋が腫れる原因になっていることがあります。
アレルギー反応が起こると血管が広がって血液の流れが増えます。
涙袋の周りは皮膚が薄く、血管が集中しているため、アレルギー反応による炎症で腫れやすいのです。
【見分け方】腫れの特徴
むずむずとしたかゆみがある
目をこすりすぎた場合は皮膚がヒリヒリする
押したり触ったりしても痛くはない
白目が赤くなる(充血する)
涙が出る
原因② 皮膚かぶれ(接触皮膚炎)
化粧品の成分などの特定の物質に対してアレルギー反応が起きたり、アイメイクや洗顔などが刺激となったりすることで腫れることがあります。
涙袋の皮膚は非常に薄いため、刺激やアレルギー反応が起こると炎症が広がりやすく腫れやすいです。
アイメイク
クレンジング
洗顔料
汗
などが刺激になっている場合や、
特定に化粧品の成分
金属
花粉
などに触れることでアレルギー反応が起こっている場合があるため、原因を見つけて気を付けることが大切です。
【見分け方】腫れの特徴
ヒリヒリする痛みがある
軽いかゆみがあり、こすると痛む
皮膚が乾燥したり突っ張る感じがある
特に洗顔後や刺激物に触れた直後にヒリヒリする痛みを感じやすいです。かゆみは少ないのが特徴です。
原因③ むくみ
目の下に余分な水分がたまると、涙袋周辺の皮膚の下に水分が蓄積され、むくんだ状態になります。
むくみは顔や足など、皮膚が薄い部分に特にあらわれやすいため、むくみがひどい時は涙袋も膨らみやすくなります。
むくみは、体内に余分な水分が溜まり、皮膚の下に水分が蓄積されて腫れる状態のこと。血液やリンパの流れが悪くなることでおこります。
寝不足などでリンパや血流が悪化して余分な水分が溜まっていたり、ホルモンバランスの変化、塩分やアルコールの摂りすぎによって体が水分をため込みやすくなっているとむくみやすくなります。
【見分け方】腫れの特徴
痛みはない
ヒリヒリ感、かゆさもない
腫れがやわらかい
起床時に腫れている、夕方になるにつれて腫れが引いていく。
むくんで涙袋が腫れている場合は、痛みやかゆみなどがないのが特徴。押しても痛みなどは感じません。
原因④ コンタクトレンズの誤使用
コンタクトレンズを長時間つけっぱなしにしたり、手を洗わずにレンズに触ったりすることで目に感染や炎症が起こり、涙袋が腫れることがあります。
コンタクトレンズを適正よりも長時間使用したり、汚れた手でレンズを触ることで、目に細菌やウイルスが入り感染症を引き起こすことがあります。この炎症が涙袋や目元の腫れの原因に。
また、コンタクトレンズを長時間つけていると目の表面が酸素不足になり、角膜が傷つくことで目が乾燥し、眼球結膜に炎症が波及し、それによりまぶたの腫れや違和感が出ることがあります。
【見分け方】腫れの特徴
目の下、の表面など目全体に痛みや違和感がある
圧迫感や鈍い痛みがある
目のゴロゴロ感、目の中に鋭い痛みが出ることがある
腫れを触ると軽い痛みがある
冷やしても解消しない
原因⑤ 涙嚢炎
涙嚢炎とは、涙を集めて鼻へ流す役割を持つ涙嚢(るいのう)が細菌感染や炎症を起こして腫れる病気です。
涙が正常に鼻へ流れず涙嚢内に溜まることで細菌が繁殖し、炎症が起きて涙袋やその周辺が腫れます。
涙嚢炎は結膜炎や副鼻腔炎などが広がることで発症したり、涙道が狭くなって詰まったりすることで発症します。
涙道が狭くなることで涙嚢内で細菌やウイルスが繁殖しやすい環境ができてしまい、感染や炎症が起こり、涙袋の腫れに繋がります。
【見分け方】腫れの特徴
涙袋の内側が痛む
腫れが広がり目の下や鼻の付け根まで痛むことがある
腫れた部分を触ると強い痛みがある
ズキズキと脈打つような感覚が出ることがある
涙がとまらない
赤みが出る
ひどいめやに
高齢者
原因⑥ ものもらい
ものもらいとは、まぶたの皮膚やまぶたにある脂を分泌する腺(マイボーム腺)が細菌感染を起こして炎症を起こす病気です。
炎症がひどくなることで周辺に影響をおこぼし、まぶた全体や涙袋付近まで腫れが広がることがあります。
ものもらいと呼ばれるものの多くが、霰粒腫、麦粒腫という病気です。感染性で無いものも多いです。原因は涙の脂の腺が詰まることによりその先が膨れ、炎症が起き、中には細菌が繁殖すること原因で起こります。
多くはドライアイ体質など、体質で発症しやすい方が多く、とくに女性や子どもに多いのが特徴。
前髪が目に入る、疲労が溜まっている、睡眠不足、不衛生なコンタクトレンズの使用などで細菌が目に入る、ものもらいになることがありますので注意しましょう。
【見分け方】腫れの特徴
涙袋だけでなくまぶたや周辺が腫れる
ズキズキと脈打つような痛み
まばたきでも痛みが出る
触ると痛む
腫れた部分に熱感がある
しこりのような硬い感触
赤い
原因⑦ Baggy eyelid
Baggy eyelidとは、老化とともに下瞼がふくらんでくる状態を示します。病気ではありません。老化現象によるものです。これが出てくると、疲れたような印象、老けたような印象を受けることがあります。
Baggy eyelidは眼球の奥(眼窩)の脂肪が前に脱出してきているために発症している状態です。
年齢とともに、眼窩を区分け、支える靭帯や、顔の人体が緩んでくる、眼窩脂肪が増えるためにそのような症状を引き起こします。老化現象でありますので、ほぼすべての人に将来的には認められる所見です。
【見分け方】腫れの特徴
弾性である
赤みはない
痛みはない
中年以降
【対処法】今すぐ腫れをひかせたい!おすすめの方法
涙袋の腫れを鎮めたいときは、
目元を冷やす
抗炎症・抗アレルギーの目薬を使う
などの対処法がおすすめです。
対処法① 目元を冷やす
腫れが気になるときは、目元を冷やすと効果的です。血管が収縮して腫れやかゆみが和らぎます。
清潔な冷たいタオルや保冷剤を布で包み、涙袋に優しく当てる
冷やしすぎないよう、1回2~3分が目安
この2つのポイントを抑えるといいでしょう。
対処法② 抗炎症・抗アレルギーの目薬を使う
細菌感染による腫れの場合は炎症を抑えてくれる抗炎症作用がある目薬、アレルギーによる腫れの場合はかゆみを抑えてくれる成分が入っている目薬を使用するといいでしょう。
市販目薬のおすすめ
細菌感染による腫れの場合は
抗菌成分
抗炎症成分
が入っている目薬、
アレルギーによる炎症の場合は
抗ヒスタミン
が入っている目薬を選ぶといいでしょう。
抗菌成分が入っている目薬の例
ロート抗菌目薬i
サンテ抗菌新目薬
抗炎症・抗ヒスタミン成分が入っている目薬の例
ロートアルガードクリニカルショットm
ノアールPガード点眼液
病院は行った方がいい?行く目安
1日以上経っても涙袋の腫れが治まらない
激しい痛みがある
目やに、目の充血の症状を伴う
しこりのようなものが発生している
などの症状がある場合は、早めに眼科に行くのがいいでしょう。
眼科では腫れの原因を詳しく調べることができます。
特に涙嚢炎やものもらいは放っておくと重症化することもあるため、痛みが続く場合は早めに眼科へ行きましょう。根本治療として手術しか方法がないものも多いため、粘らず、眼科受診をおすすめします。