「めまいで景色が回って見える…」
「原因はストレス?」
ストレスで起こる回転性めまいについて、医師が詳しく解説します。
めまいが起きたときの対処法、隠れた病気の可能性なども要チェックです。
監修者
経歴
大正時代祖父の代から続く耳鼻咽喉科専門医。クリニックでの診療のほか、京都大学医学部はじめ多くの大学での講義を担当。マスコミ、テレビ出演多数。
平成12年瀬尾クリニック開設し、院長、理事長。
京都大学医学部講師、兵庫医科大学講師、大阪歯科大学講師を兼任。京都大学医学部大学院修了。
ストレスが「回転性めまい」の原因に!
「回転性めまい」は、過度のストレスで発症することもあります。
この場合、ストレスによる血行不良・低血圧でめまいが起こっていると考えられています。
回転性めまいは、三半規管に異常が生じ、その時に起きる刺激で体のバランスが崩れると発症します。
ほとんどは一時的な症状で、ストレスがなくなるとめまいも軽減することが多いです。
「回転性めまい」の特徴
- 景色が回って見え、ぐるぐると感じる
- 片側にのみ引っ張れていく感覚になる
※治療が必要なケースも!
回転性のめまいは、良性発作性頭位めまい症、メニエール病や中耳炎といった病気が原因となっているものは、病院での治療が必要です。
「回転性めまい」が起きたときの対処法
回転性めまいが起こったら、以下のように対処しましょう。
- 慌てずに気持ちを落ち着かせる
- 暗い部屋や日陰で横になり安静にする
- 自分が楽だと感じる体勢になる
- 着衣の締め付けをゆるめる
- 吐き気もあるのでバケツなどを用意しておく
上記の対応をして一旦症状が落ち着いた後も、ゆっくりと行動してください。
急に立ち上がらず、しばらくは横になって過ごしましょう。
頭を動かしてもめまいがないようでしたら、ゆっくりと上半身から起き上がるようにしてください。座ったままの状態でも、問題なければ立ち上がるようにしましょう。
立ち上がるときは、何かに手をつくようにして転倒しないように気をつけてください。
ストレスによるめまい「どうすれば治る?」
「ストレスによるめまい」を根本的に治すためには、以下の手順でセルフケアを行うとよいでしょう。
- まずは休息を取ろう
- 規則正しい生活を心がけよう
- ウォーキングなどの適度な運動をしよう
STEP① まずは休息を取ろう
まずは体と心をゆっくり休めましょう。ストレスをかけてくる物事から離れるようにしてください。
体力が戻ってきたら、ご自身の好きな方法でストレス解消を行っても良いでしょう。
STEP② 規則正しい生活を心がけよう
早寝早起きをして免疫を強くしましょう。
食事は3食摂るようにして、日中にしっかり動けるようにするとよいでしょう。
陽の光を適度に浴びて、夜はしっかり眠るようになると自律神経も整います。
深酒をしていたり、深夜まで起きていたりすると、質の良い睡眠がとりにくくなるので要注意です。
STEP③ ウォーキングなどの適度な運動をしよう
適度な運動は、低下した血流を上げて体の細胞の隅々に栄養を運びます。
運動不足による冷えや低血圧・肥満などは、体の免疫低下につながりやすいものです。
運動習慣を身につけ健康な生活を目指しましょう。運動を続けていくとストレスにも強くなります。
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2020-12-28
なんだか体調が悪い…。ストレスのせいかも…。
ストレスが限界に達すると、どのような症状があらわれるのでしょうか。
お医者さんの目線から、「心の症状」と「体の症状」、それぞれ解説してもらいました。
ストレスが限界に達した時に出る症状
ストレスが限界に達すると、脳や自律神経の働きに影響が出て「心の症状」と「体の症状」があらわれます。
ストレスの限界サイン「心の症状」
気分が落ち込む
イライラして、怒りっぽくなる
やる気が出ず、集中できない
何に対しても興味が持てない
ストレスの限界サイン「体の症状」
肩こり
頭痛
腹痛、胃痛
胸が苦しい
息苦しい
だるくて体が動かない
食欲不振、または食欲過剰
下痢、便秘
寒気や冷え
涙が止まらなくなる
不眠、または過眠
過度なストレスを受け続けると脳が正常に働かなくなり、気分が落ち込みやすくなります。
さらに、ストレスは内臓など体全体の調子を整える「自律神経」の乱れを引き起こすため、体の不調の原因にもなります。
ストレスが溜まりすぎると起こる「行動の変化」
浪費が激しくなる
ギャンブルが止まらなくなる
アルコール量が増える
喫煙量が増える
ストレスによって心の調子が不安定になると、お酒を飲む量が増えたり、大胆な行動をとったりする方もいます。
「自分らしくない行動が増えた」という場合も、心の状態に注意したほうがよいでしょう。
ストレス限界サインを感じたら、こう対処しよう
質の良い睡眠をとる
好きな物を食べる
気が合う人と会う
などの方法で、ストレスを発散しましょう。
ストレス対処法① 質の良い睡眠をとる
ストレスの解消には、十分な睡眠が大切です。
質の良い睡眠をとれるよう、就寝前には
ゆっくり入浴する
リラックスを設ける
スマホよりも本を読む
の3つの点を心がけましょう。
湯船にゆっくり入浴する
湯船につかって、ゆっくりと温まりましょう。
時間や体力がないときは、熱めのシャワーを首元に数分当ててください。
入浴が終わったら、冷えないように着替え、水分補給をしましょう。
リラックスタイムを設ける
ゆっくりできる場所に腰を掛けて、気持ちを休めましょう。
好きな音楽やテレビを楽しむのもおすすめです。
スマホよりも雑誌や本を読む
就寝直前はスマホではなく、読書が適しています。
インターネットは情報がどんどん入ってくるため、過度な刺激になってしまいます。
眠気を感じたら、電気を消して早めに入眠しましょう。
ストレス対処法② 好きなものを食べる
好きなものを食べると、ストレスが和らぎます。
※ただし、暴飲暴食は控えてください。
食欲がないときは無理せず、食べられるものを食べましょう。
軽く運動すると、食欲が湧きやすくなります。
反対に、カフェインの強いものはしばらく控えてください。
過度のアルコール摂取も、睡眠の質を低下させる原因となるため、注意しましょう。
ストレス対処法③ 気が合う友人と過ごす
悩みを誰かに相談することも、ストレス解消につながります。
こんなときは病院へ!
なかなか寝つけない
就寝中に何度も目が覚める
いつもより寝すぎてしまう
朝だるくて起きられない
といった場合は、早めに病院で相談しましょう。
何科を受診すればいいの?
心療内科・精神科を受診してみましょう。
初診の際は、下記のことを医師に伝えられるように、まとめておくといいですよ。
今までできていたのに、できなくなったこと
特につらいと感じていること
仕事の内容・職場の人間関係
おかしいと感じる体の症状
メモに書いて持っていくのもおすすめです。
心療内科を探す
心が壊れてしまう前に相談しよう
過度のストレスは、うつ病や自律神経失調症を引き起こす恐れがあります。
頑張りすぎは禁物です。
心療内科や精神科に行くとなると、身構えてしまう方も多いかもしれません。
ですが、メンタルの不調で病院にかかることは、内科で風邪を相談することと大きな違いはありません。
一人で抱え込まずに、病院で相談してみましょう。
▼参考
厚生労働省 みんなのメンタルヘルス うつ病
症状を繰り返すときは、病気の可能性も
回転性めまいを繰り返す場合は、
などの病気の可能性があります。
病気① 良性発作性頭位めまい症
内耳の異常で急に起きるめまいのことをいいます。
頭の位置を変えるとめまいを繰り返します。
更年期を迎えた頃の女性が発症しやすい病気です。女性ホルモン(エストロゲン)の低下などが原因です。
症状の特徴
急にくるくるとした回転性のめまいを発症します。
放置するとどうなる?
多くの場合は、放置しても自然に良くなっていきます。
発症から2週間程度でよくなっていく人が多いですが、中には長くかかる人もいます。
症状が長く続く場合は他の病気も疑われるため、医療機関を受診しましょう。
病院での治療法
頭を動かして三半規管に入った「耳石」を移動させます。
多くの場合、この処置を行うことで治ります。
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病気② メニエール病
内耳のリンパ液が滞ることで、繰り返しのめまいや難聴、耳鳴りが起こります。
根本的には疲れやストレス、不眠などが原因となります。
どの年齢層にも発症します。特に、真面目な痩せ型の女性に多いとされています。
症状の特徴
などが最初に起きます。
これらを繰り返して、めまいの発作がプラスされるようになっていきます。
放置するとどうなる?
放置していても、自然には良くなることは少なく、日常生活に支障が出ることもあります。
病院での治療法
完治は難しいとされているため、症状を和らげる処置が中心となります。
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メニエール病ってどんな病気?
どうしたら治るの?
メニエール病について、分かりやすくまとめました。
症状のセルフチェックや発症しやすい人の特徴も解説するので、メニエール病の可能性がある人は必見です。
メニエール病とは
メニエール病とは、耳の中にある「内耳」という平衡感覚を司る器官に、リンパ液が溜まっている状態です。
平衡感覚に異常が生じ、自分や周囲がぐるぐると回っているような「回転性のめまい」が起こります。
メニエール病の症状チェック
自分や周囲がぐるぐる回るようなめまい
めまいの長さが、「数十分〜数時間以上」
何度もめまいを繰り返す
耳鳴りがする
難聴発作(突然、耳が聞こえにくくなる)
耳の閉塞感
吐き気・嘔吐
上記の症状に当てはまる場合、メニエール病の可能性があります。
一旦治まっても再発することが多く、症状が繰り返しあらわれます。
▼参考
MSDマニュアル
メニエール病について
メニエール病の原因は?どんな人がなりやすい?
原因やきっかけは今のところわかっていませんが、疲労・ストレス・睡眠不足などで発症しやすいといわれています。
30〜50歳代の女性
自分をおさえ、熱心に仕事をする人
ストレスを溜め込みやすい人
忙しい生活をしている人
に多い傾向があります。
メニエール病を疑う場合の対処法
ゆっくり休養を取ることが大切ですが、まずは医療機関で原因を確認しましょう。
メニエール病は、治療しないと治らない病気です。
放置すると、最初は片方の耳のみだった症状が、もう一方の耳にも発症してしまう恐れがあります。
病院で受ける治療法
メニエール病は、薬を使って治療することが多いです。
浸透圧利尿薬・循環改善薬・抗不安薬などを使用します。
「内耳へ直に薬を投与する治療」や「手術療法」を行うこともあります。
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治るまでの期間は?
早期に治療を開始できれば、2週間程度で快方に向かう人も多いです。
※治療を受けても完全には治らないケースもあります。
早く治すためにはセルフケアも大切!
ストレスを溜めない
6~8時間の睡眠をとる
水分補給をする
上記3つを心がけましょう。
水を多く飲むことで、内耳の水はけがよくなると考えられています。
男性は1日2リットル、女性は1日1.5リットルほどの水分をとりましょう。
一度に大量に水分を補給するのではなく、こまめに水分をとることが大切です。
病気③ 前庭神経炎
風邪などを引いた後からしばらくして、急にふらつきやバランスが取れなくなり、吐き気や、強いめまいなどを発症していく病気です。
ウイルスや細菌感染が原因となる場合と、前庭神経の血行不良が原因となる場合に分かれています。
30〜50代の人に多いとされています。
症状は個人差があり、歩けないなどつらい症状がある場合は治療を受けましょう。
症状の特徴
- ふらつき
- バランスが取れなくなる
- 吐き気
- 強いめまい
などの症状が急に起こります。
症状は、そこから数週間続いていきます。
放置するとどうなる?
放置することで悪化し、慢性化してしまいます。
その後、持続性知覚性姿勢誘発めまいに移行していくこともあります。
病院での治療法
炎症をおさえるためのステロイド薬や、めまいを抑えるための抗めまい薬、前庭神経を改善させるために血流改善薬、ビタミン剤が投与されます。
吐き気が続く場合は点滴などで水分や電解質の補充を行います。
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めまいが2日以上続く場合は、病院へ
- めまいや、めまいを伴う症状が2日以上続いている
- 起き上がることが困難なほどのめまいがある
といった場合は、医療機関で受診しましょう。
受診すると、診察や検査によってめまいの原因を調べてもらえます。
治療では薬物療法が行われることが多いです。
病院は何科?
ストレスによって回転性めまいがあるときは、耳鼻いんこう科を受診しましょう。
※ただし、めまいとともに、意識障害・体の片側のしびれなどを伴うときは、脳梗塞・脳卒中といった病気が疑われます。命に関わる恐れがあるので、救急で受診をしてください。
医師に伝えるときのポイント
- めまいをいつ発症したか
- どんなときにめまいが起きるか
- めまい以外の症状はあるか
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2022-03-31
30代女性のめまい・吐き気の原因について、お医者さんに聞いてみました。
「これってストレス?病気?」
「対処法はある?」
といった疑問にもお答えします。
体の片側のしびれを伴う人は、脳の病気が疑われるため要注意です。
30代女性のめまい・吐き気の「よくある原因」
めまい・吐き気の原因
なりやすい人・発症のキッカケ
①貧血
生活や食生活が乱れている人
生理が重い人
②ストレス
ストレスが多い人
物事の変化に敏感な人
③肩こり・首こり
(眼精疲労)
運動不足
デスクワークの人
姿勢が悪い人
④脳の異常
脳幹の機能低下
脳卒中の発症
30代女性のめまい・吐き気の症状は「貧血」「ストレス」「肩こり・首こり」で起こりやすいです。
ただし、「脳の異常」が隠れているケースも稀にあるため、注意が必要な症状といえます。
原因① 貧血
貧血は、赤血球の不足によって脳や体が酸欠を起こすことで「めまい・吐き気」などの不具合が生じます。
赤血球に含まれる「ヘモグロビン」は体に酸素を運ぶ役割があり、「鉄分」を材料に作られます。そのため、鉄分不足になると貧血を引き起こします。
貧血になりやすい人
栄養バランスが偏った食事が多い
欠食をしている
肉・魚類を食べていない
生理が重い(量が多い・生理痛がひどい)
妊娠中
などの人は貧血になりやすいです。
貧血による「めまい・吐き気」の特徴
軽いめまいは、一瞬フラッと感じます。
重くなると立てないほどになります。
また、胃がムカムカする感じや吐いてしまいそうなほど重い吐き気もあります。
めまいは、安静にできる場所でゆっくりと休みましょう。
吐き気は、しばらく安静にして冷たい水を飲むと症状が落ち着きやすいです。
「貧血の不調」症状チェック
めまい・吐き気
頭痛・だるい
息切れ
立ちくらみ・ふらつき
など
貧血が原因かも…対処法は?
食生活が偏っている人は
欠食せずにバランスよく食事を摂る
鉄分が多いもの(※)を食べる
鉄分のサプリを飲む
などをおすすめします。
(※)鉄分が多い食材 … レバー・赤身肉・カツオ・卵・大豆類 など
生理の出血量が多い・生理不順などの人は「婦人科」で相談してみましょう。
婦人科を探す
原因② ストレス
過度のストレスは、自律神経を乱して「めまい・吐き気」などの不調を起こします。
ストレスによる不調は、これ以上続けると命の危険があるという“体からのサイン”でもあります。
ストレスが溜まりやすい人
休息を適度にとっていない
仕事や家事が忙しい
過度の期待がかかっている
不安がある
睡眠がとれていない
などの人は、ストレスでめまいが起こりやすいといえます。
ストレスによる「めまい・吐き気」の特徴
集中できない程のめまいや一瞬フラッと感じることが続くなどの場合もあります。
胃がムカムカするような吐き気を感じることがあります。
また、ストレスがあると胃腸が弱くなることもあり、食事で気持ち悪くなる場合もあるでしょう。
「ストレスの不調」症状チェック
めまい・吐き気
冷え
食欲が出ない・食欲がコントロールできない
だるい・倦怠感・イライラする
動悸・息切れ
下痢・便秘
など
ストレスが原因かも…対処法は?
休みが取れていない場合は、
休息・趣味の時間を作る
お風呂にゆっくり浸かる
睡眠時間を確保する
などを行ってみましょう。
原因③ 肩こり・首こり
肩こり・首こりがある人は、血行不良を起こして体が冷えている状態です。
この状態が続くと、脳への血流が滞って「めまい」を起こしたり、血圧が下がって「吐き気」を感じることがあります。
肩・首がこりやすい人
デスクワークが多い
パソコンやスマホの使用時間が長い(眼精疲労)
冷え性
運動不足
などの人は、肩・首がこりやすいです。
慢性的な冷えや運動不足で、肩こりや首こりも慢性化している人が多いです。
首・肩こりによる「めまい・吐き気」の特徴
ふわふわするめまいを感じやすいです。
軽い吐き気が続くことが多いです。
「首・肩こり」の症状チェック
めまい・吐き気
頭痛・肩痛・首痛・背部痛
冷え
など
首・肩こりが原因かも…対処法は?
肩や首を回してほぐす
作業が続いたら遠くを見る、ストレッチする
湯船で温まる
などして血行をよくして、こりをほぐしましょう。
原因④ 脳の病気
脳幹の異常、脳卒中などが起こると、体が正常に機能しなくなり「めまい・吐き気」などがあらわれやすいです。
脳の病気が起こりやすい人
仕事・家事が忙しい
休みが取れていない
体の異常を放置している
などの人は、脳の病気が起こりやすいです。
脳の病気による「めまい・吐き気」の特徴
一瞬強いめまいを感じる、または強いめまいが続く。
急な強い吐き気を感じるなどの症状が多いです。
「脳の病気」の症状チェック
めまい・吐き気・頭痛
体が動かしにくい
体の片側のしびれ・麻痺
話しにくい
相手の言っている意味がわからなくなる
視野がおかしくなる
など
脳の病気が原因かも…どうすれば?
脳の病気が疑われる場合は、できるだけ早く救急の手配をするか近くの人に助けを求めましょう。
脳の異常が疑える場合は、脳神経内科・脳神経外科を受診してください。
少しでも治療が遅れると、後遺症や命に関わる恐れもあります。
「めまい・吐き気」があるときは、医師に相談を
めまいと吐き気が改善せず、起き上がれない状態が半日〜1日続く場合は、早めに医療機関に相談しましょう。
めまいと吐き気に病気が隠れている場合、放置するとさらに症状が悪化して日常生活に支障が出るリスクもあります。
こんな症状は「救急車」を呼びましょう
激しい頭痛
ものが二重に見える
体の片側がしびれる
めまい・吐き気に上記症状を伴う場合、脳梗塞や脳卒中などが疑われます。
命に関わる病気ですので、心当たりのある方には救急受診をおすすめします。
病院は何科で受診すればいい?
めまい・吐き気で受診に迷ったときは、まず耳鼻いんこう科で受診しましょう。
受診の際には、
いつから症状があるか
症状の内容
日常生活への影響(仕事へ行けていない、家事ができなくなった等)
などを伝えられると、スムーズな診療につながります。
耳鼻いんこう科を探す
▼参考
大塚製薬 脳卒中の種類は?