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検査で尿蛋白が陽性だった…。これ大丈夫なの?
考えられる原因を、お医者さんが解説します。
放置すると命に関わるケースもあるので、必ず再検査を受けましょう。
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ろ過機能に異常が生じると、通常では糸球体を通過しない“タンパク成分”が尿で排出されます。
なお、尿蛋白の陽性は、一時的な腎機能の低下によっても起こるため、病気が原因であるとは限りません。
検査を受ける前に
といった場合は、心配いらないケースが多いです。
上記のことが原因となって、一時的に腎機能が低下することもあります。
ただし、
などの不調がある場合には、病気を疑う必要があります。
尿を放置すると、隠れている病気の悪化につながります。
たとえば腎機能低下によって起きている場合は、腎臓の機能がどんどんと低下し、腎不全などを引き起こすことがあります。
尿蛋白が陽性だった場合
などの可能性があります。
腎臓の糸球体は、血液をろ過して尿を作る働きを担っています。
このろ過の時点で、身体が必要とする分の“タンパク質”は再度吸収されて血中に戻されます。
しかし腎臓病を発症すると、糸球体の網目構造が粗くなったり壊れやすくなったりします。
その結果、濾過して作られた尿にタンパク質が排泄され、尿蛋白が陽性になると考えられています。
<糖尿病性腎症>
糖尿病によって引き起こされる腎臓病です。
糖尿病の3大合併症の1つです。
腎機能がどんどんと低下し腎不全を引き起こすこともあります。
<糸球体腎炎>
腎臓にある糸球体が炎症を起こした病気の総称です。糸球体腎炎の中でも特に、IgA腎症の方が多くいます。
種類によって様々ですが、腎不全などを起こすものもあります。
<腎硬化症>
高血圧によって腎臓の血管が動脈硬化を引き起こし、腎機能の低下を引き起こす病気です。
腎不全や、心筋梗塞、脳卒中などのリスクがあります。
など、乱れた生活習慣が発症の原因として考えられています。
食事などで摂った塩分を尿として排泄するという働きがあり、食べ過ぎにより、過剰に働き、腎機能が低下します。
尿路感染症は、尿路に細菌が侵入し、体内で増殖することで発症します。
この場合の尿蛋白の陽性は、膀胱や腎臓に炎症を起こっているためと考えられます。
<膀胱炎>
膀胱から尿道で起こる感染症です。
他の臓器へ感染が広がることがあります。
<腎盂腎炎>
腎臓に細菌感染が起こる感染症です。
慢性腎盂腎炎となり、尿路閉鎖や、腎機能低下につながります。
などが原因として挙げられます。
睡眠不足、過度の疲労・ストレスは免疫力を低下させるため、発症リスクが高まると考えられています。
女性は発症リスクが高い
尿路感染症は、生理中、妊娠中の女性に多い病気です。
女性の尿道は男性よりも1/4ほど短く、膣や肛門のすぐ近くにあるため、尿路感染症を発症しやすい傾向があります。
妊娠高血圧症とは、妊娠の20週以降~産後12週までの間で、血圧が高い状態が続くことを指します。
高血圧によって腎臓の負担が増加し、腎臓機能が低下すると尿蛋白で陽性が出ます。
なお、妊娠高血圧症は胎児の発育に悪影響を与えるため、主治医に相談する必要があります。
そのため、太っている方や乱れた食生活を送っている方は要注意です。
塩分は1日5~7gまでを目安にしてください。脂っこい食事も控えましょう。
ウォーキング等の有酸素運動を週に3~5日、1日20~60分程度行ってください。
“ややきつい”くらいを目安に、体に負荷をかけましょう。
なお、血圧が高い場合や体調が悪い場合は、運動を控えてください。
運動を始める前には、医師に相談するようにしましょう。
早期受診を心がけ、病気の悪化を防ぎましょう。
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
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