「寝ても寝ても眠い…」
「病院へ行くべき?」
ストレスや更年期など、考えられる原因を解説します。
うつ病や過眠症など病気のサインかもしれないので、放置はNGです。
監修者
経歴
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
なぜ?寝ても寝ても眠い…
女性の眠気には、ホルモンバランスの変化・乱れが関係しているケースが多いです。
よくある原因としては、
- ストレス
- 更年期
- PMS(月経前症候群)
- 妊娠
などが挙げられます。
原因① ストレス
ストレスがたまると、自律神経の一つである交感神経が刺激を受けやすくなります。
これにより脳や体が興奮状態になると、睡眠の質が悪くなり、寝ても寝ても眠気を感じることがあります。
対処法は?
深呼吸(腹式呼吸)をすると、眠気が和らぐことがあります。
また、
- 規則正しい生活を送る
- お酒を控える
- ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる
といった習慣を心がけると、症状の改善につながります。
原因② 更年期
閉経に伴って女性ホルモンの分泌量が低下すると、眠りが浅くなりやすいです。
そのため、寝ても寝ても眠くなることがあります。
更年期の症状は、40~50代の女性に多く現れる傾向があります。
対処法は?
強い眠気で仕事や家事に支障が出ている場合は、婦人科を受診してください。
受診すると、ホルモン補充療法や心理療法(カウンセリング)などで改善を図ってもらえます。
婦人科を探す
原因③ PMS(月経前症候群)
排卵に伴って分泌が増加した女性ホルモンからは、眠気を引き起こす物質(アロプレグナノロン)が発生されます。
生理前3~10日の期間に、寝ても寝ても眠くなる場合は、PMSの可能性が高いです。
また、ホルモンバランスの乱れにより、夜間の睡眠が浅くなり、日中に強い眠気が起こりやくなるとも考えられています。
対処法は?
- 睡眠日記をつけて、月経周期と睡眠変化の周期性を確認する
- 月経前の日中は日光を浴び、昼と夜の違いを体に覚えさせる
といった対処が行えます。
ただし、改善が見られないときは、婦人科で相談しましょう。
婦人科を探す
合わせて読みたい
2022-12-23
PMSってどんな症状が出るの?
つらいときはどうすればいい?
PMSの主な症状やセルフケア方法など、分かりやすく解説します。
病院へ行く目安も紹介するので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
PMSとは
PMS(Premenstrual Syndrome:月経前症候群)とは、月経の3~10日前から始まり、月経が始まると解消する心や体の不調のことです。
PMSが生じる原因は明らかにされていませんが、排卵後に起きる女性ホルモンの分泌量の変化や、ストレスなどが影響しているといわれています。
PMSは誰でもなるの?
日本では、月経のある女性のうち約7~8割が月経前に何らかの症状を抱えています。
また、100人中5人程度の人が「生活に支障が生じるほどつらいPMS」であるといわれています。
思春期の女性でPMSを示す割合が多い、という報告もあります。
PMSになりやすい人は?
真面目
几帳面
我慢しがち
上記に当てはまる人は、PMSになりやすいといわれています。
PMSの主な症状
頭痛
腹痛(下腹部痛)
腰痛
めまい・のぼせ
吐き気
乳房の張り感、痛み
食欲低下
倦怠感
イライラする
など
生理が始まると、「症状が軽くなる」「無くなる」という特徴があります
「PMS」と「PMDD」の違いは?
生理周期に伴う心と体の不調をまとめて、PMS(月経前症候群)と呼びます。
その中でも心の不調が強く出る場合は、PMDD(月経前不快気分障害)と診断されます。
PMSの対処法
1日3食、栄養バランスのとれた食事をとる
1日6~8時間程度の質のよい睡眠をとる
お腹を温める
ストレッチや軽い運動をする
PMSの症状には、上記の方法で対処するとよいでしょう。
対処法① 1日3食、栄養バランスのとれた食事をとる
PMSの症状は、ホルモンバランスの乱れにより悪化しやすくなります。
主食・主菜・副菜の揃った食事をとることで、栄養をバランスよく摂取でき、ホルモンバランスが整いやすくなります。
和定食のイメージで食事をとると、栄養バランスが整いやすいです。
食事を抜くと、体のリズムが乱れやすくなり、エネルギー不足になる可能性があるので、きちんと3食とるようにしましょう。
対処法② 1日6~8時間程度の質のよい睡眠をとる
ホルモンバランスを整えるためには、十分な睡眠時間を確保する必要があります。
毎日6~8時間程度、質のよい睡眠をとることを心がけましょう。
ただし、理想の睡眠時間には個人差があります。朝目覚めたときに疲れがとれていて、日中に眠気を感じない状態になるように心がけましょう。
「深い眠り」を得るためのポイント
朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
昼寝は15時までに30分以内にする
夜は11時(遅くとも12時)には寝る
夕方以降は「カフェインを含む食品」を控える
夕食は就寝の2~3時間前までに済ませる
飲酒は、就寝の3~4時間前までにする
就寝の2~3時間前に入浴する
就寝前はできるだけパソコン・スマホを触らない
対処法③ お腹を温める
お腹を温めると腹痛の緩和につながります。お腹にカイロをあてて患部を温めるとよいでしょう。
温かい飲み物を飲んで、体の中から温めることもおすすめです。
対処法④ ストレッチや軽い運動をする
PMSによる頭痛には、肩や首回りの筋肉をほぐし、血流をよくすることがおすすめです。
ストレッチや軽い運動で、体をほぐしましょう。
ただし、体を動かしていて、ズキンズキンと血流に合わせて頭痛が起きたら、体を動かすのをやめて楽な姿勢で休みましょう。
病院に行く目安
体や精神面の不調によって「つらい」と感じているときは、医療機関の受診をおすすめします。
特に、
PMSのつらい症状が毎月起こる
日常生活や対人関係に支障が出ている
痛みや倦怠感が重く、仕事や学校を休むことがある
といった場合は、早めの受診をおすすめします。
PMSが悪化すると、脳機能のバランスを崩し、うつ病を発症するケースもあります。
心当たりのある方は、放置しないようにしましょう。
PMSの治療法
PMSで受診した場合、病院では飲み薬・低用量ピル・漢方薬などを用いて治療をします。
低用量ピルを使うと、生理前と後のホルモンの量の差を軽減できるため、PMSの症状がかなり楽になります。
ただし、妊娠を望んでいる場合には、低用量ピルが使用できないため、生活指導を中心とした治療になります。
婦人科を探す
原因④ 妊娠
妊娠中(初期)は、ホルモンバランスが急激に変化するため、強い眠気が起こりやすくなります。
また、妊娠を継続するために必要な女性ホルモン(プロゲステロン)は、眠気を引き起こす作用があると考えられています。
対処法は?
など一定の動きを繰り返しましょう。
覚醒に関与しているセロトニンの分泌を促すことができ、眠気の解消が期待できます。
注意!異常な眠気は病気サインかも
寝ても寝ても眠くなってしまう病気には
- 非定型うつ病
- 過眠症(ナルコレプシー)
が挙げられます。
病気① 非定型うつ病
「新型うつ」と呼ばれるタイプで、気分が落ち込んだ状態が続きますが、楽しい・好きなことがあると、とたんに元気になるという特徴があります。
しかし、好転は続かず、また沈んだ気分になるのを繰り返します。
寝ても寝ても眠くなるのはなぜ?
睡眠の質が悪く、熟睡できていない可能性があります。
そのため、いくら寝ても眠気が起こるという悪循環に陥っていると考えられています。
たくさん寝ているというより、起きることができずに、「仕方がなく横になっている」「寝ている状態」が続いている可能性もあります。
主な症状
- いくら寝ても眠い
- 過食
- 体重が増加する
- 不安な気持ちになる
- 強い疲労感を覚える
- 手足が鉛のように重く感じる
- 夕方から不調になる
非定型うつ病の原因
- 遺伝的に不安定になりやすい体質
- 育ってきた環境
- 脳の視床下部(※)の機能低下
- 運動不足
- 心に余裕がない生活環境
※脳の視床下部…ストレスを感知し、自律神経やホルモンの分泌に関与している脳の組織
非定型うつ病は、20~30歳代の女性に多く見られる病気です。
また、周囲に気をつかいすぎる人、責任感が強い人、緊張しやすい人は発症リスクが上昇すると言われています。
病気② 過眠症(ナルコレプシー)
夜間、しっかり睡眠をとっているのに日中に強い眠気に襲われて、起きていることが難しくなる病気です。
寝てはいけない状況でも強烈な眠気に襲われ、自身も眠った事に気が付かず起こされる事があります。
1回の発作は数分のことが多いと言われていますが、数時間のこともあります。
1日に何度も起こる事もあります。
寝ても寝ても眠くなるのはなぜ?
脳内にある覚醒維持に関与している「オレキシン」という物質の低下により、いくら寝ても眠気が起こるようになると考えられています。
主な症状
- 日中に強い眠気が起こる
- 居眠りする
- 睡眠時間が10時間以上になる場合がある
- 怒ったり笑ったりした後、急に体の力が抜けるような感覚になる
- 夜間に何度も目を覚ます
- 頻繁に金縛りになる
過眠症(ナルコレプシー)の原因
- 感染症(溶連菌感染症、インフルエンザ)の後遺症
- 交通事故などでの頭のケガ
などが挙げられます。
10代の男女に発症しやすい傾向があります。
合わせて読みたい
2021-03-16
「気付いたら寝ていることがある…」
「我慢していても、すぐに眠くなってしまう…」
それは、病気が原因かもしれません。
強い眠気に襲われる病気ついて、お医者さんに聞きました。
気づいたら寝てる…これって病気?
十分な睡眠時間を確保しているはずなのに、日中に耐え難いほどの眠気に襲われたり、ぼんやりしたりする場合は病気の可能性があり注意が必要です。
疲れが溜まっているときや、睡眠時間が短いせいで日中眠くなる場合は、単なる睡眠不足なのであまり心配いらないでしょう。
考えられる2つの病気
すぐ眠くなったり、突然眠ってしまったりする症状は
ナルコレプシー
特発性過眠症
といった病気の可能性があります。
病気① ナルコレプシー
日中に強烈な眠気に襲われ眠り込んでしまう「睡眠発作」の症状が出ると、5~15分程度眠り続けることが多いです。
睡眠・覚醒・食欲などに関わる「オレキシン」という神経細胞が働かなくなり発症します。
溶連菌感染症・インフルエンザといった感染症が引き金となることが多いです。
頭を打ったり、頭に怪我をしたり、交通事故などが影響して発症する人もいます。
症状の特徴
週に最低3回、我慢できないほどの眠気に襲われるのが3ヶ月続いている
感情が大きくなる(怒り、恐怖、笑いなど)
呂律が回らない
意識がたもてない
睡眠時に意識はあるのに体が動かない(金縛りと感じる)
体の力が抜ける
夜間に何度も目を覚ます など
目覚めた後は、一時的に眠気が消えてリフレッシュしますが、1~2時間後には再度眠気に襲われます。
発症しやすい人
子どもから大人まで発症する病気です。
感染症など後天的な要因が多いですが、遺伝が要因となる場合もあります。
病院での治療方法
生活指導とお薬を使った治療が一般的です。
生活指導
症状が軽い場合は、睡眠時間を記録し生活習慣を見直します。
「規則正しい生活を送る」「15 分程度、短時間の昼寝をする」「カフェインを摂らない」などを心がけましょう。
お薬を使った治療
症状が中度から高度な場合はお薬を使うことが多いです。
夜に睡眠薬、日中の眠気には覚醒作用のある中枢神経刺激薬が処方されます。
病気② 特発性過眠症
原因は不明のものが多く、睡眠時間が足りているのに強い眠気を感じます。
原因はわかっていませんが、脳の障害が関係していると考えられています。
症状の特徴
短時間、寝ても眠気が取れない
寝ても寝足りない
眠くて仕事や勉強に集中できない
発症しやすい人
子どもや若い人に多い病気です。
病院での治療方法
生活指導とお薬を使った治療が一般的です。
生活指導
症状が軽い場合は、睡眠時間を記録し生活習慣を見直します。
「規則正しい生活を送る」「15 分程度、短時間の昼寝をする」「カフェインを摂らない」などを心がけます。
お薬を使った治療
症状が中度から高度な場合はお薬を使うことが多いです。
夜に睡眠薬、日中の眠気には覚醒作用のある覚醒維持薬が処方されます。
ナルコレプシーと特発性過眠症の違い
「ナルコレプシー」は眠気が強くでますが、「特発性過眠症」は眠気自体は強くありません。
ナルコルプシーは5~15分程度の睡眠で一時的にスッキリしますが、特発性過眠症は短時間の睡眠では眠気をとることができません。
病院に行く目安
しっかり寝ているのに日常生活に支障が出るほどの眠気がある場合や、ナルコレプシー、特発性過眠症の症状に心当たりがある場合は、早めに病院に行きましょう。
早期受診をおすすめする理由
睡眠障害は精神疾患など何らかの病気が引き金になっている場合もあります。
放置すればストレスや自律神経のバランスが乱れている状態が続き、睡眠障害だけでなく症状が増える可能性があります。
職場や学校などで、睡眠発作を「怠けている」と勘違いされ、落ち込んでしまうケースがあるので、おかしいと感じたら一度病院へ相談しましょう。
病院は何科に行けばいい?
まずは、内科を受診しましょう。
ストレスの影響が強い場合は心療内科でも良いでしょう。
内科を探す
心療内科を探す
▼参考
MSDマニュアル 特発性過眠症
「病気かも…」と思ったら
強い眠気で病気を疑うときは、心療内科・精神科を受診しましょう。
ただし、生理や更年期が関係していると思うときは、婦人科で相談してください。
放置すると、肉体的・精神的に追い込まれてしまうこともあります。
つらい症状を緩和させるには、原因の特定が大切です。
寝ても寝ても眠い方は、早めの受診をおすすめします。
▼強い眠気で病気を疑うときはこちら
心療内科を探す
▼生理・更年期について相談したいときはこちら
婦人科を探す
※記事中の「病院」は、クリニック、診療所などの総称として使用しています。
合わせて読みたい
2020-11-18
昼眠いのに、夜眠れない。
夜中に何度も目が覚める。
どんなに寝ても、眠くなる。
何科を受診すればいい?
どんな治療法をするの?
睡眠障害のお悩みをお医者さんがお答えします。
内科・心療内科・精神科を受診するケース
不眠が続く(不眠症や何らかの疾患が関係等の疑い)
過眠が続く(ナレコレプシー・飲んでいる薬の影響等の疑い)
足がむずむずして眠れない(むずむず脚症候群等の疑い)
→内科、心療内科、精神科を受診しましょう。
内科を探す
心療内科・精神科を受診するケース
夜中や早朝に目が覚める(不眠症等の疑い)
悪夢をよく見る(不眠症やうつ病等の疑い)
→心療内科、精神科を受診しましょう。
心療内科を探す
呼吸器内科・心療内科を受診するケース
昼間に意識が飛びそうになる(睡眠時無呼吸症候群・不眠症の等の疑い)
→呼吸器内科、心療内科を受診しましょう。
呼吸器内科を探す
呼吸器内科・内科・耳鼻いんこう科を受診するケース
いびきがひどい
睡眠時に呼吸がよく止まる
睡眠時無呼吸症候群の疑いがあります。
→呼吸器内科、内科、耳鼻いんこう科を受診しましょう。
内科を探す
呼吸器内科・内科を受診するケース
息苦しくて起きる
気管支炎の可能性があります
呼吸器内科、内科を受診しましょう。
内科を探す
皮膚科を受診するケース
全身がかゆくて眠れない
アトピー性皮膚炎、蕁麻疹の疑いがあります。
皮膚科を受診しましょう。
皮膚科を探す
睡眠障害の「種類」と「治療法」
代表的な病気は
不眠症
過眠症
睡眠時無呼吸症候群
概日リズム睡眠障害
むずむず脚症候群
の5つが挙げられます。詳しく解説していきましょう。
病気①:不眠症
熟睡できず、十分に疲れが取れない
夜中に何度も目が覚める
起床したい時間よりも2時間以上早く目が覚める
眠っているはずなのに、よく寝たという満足感がない
といった症状が、週2回以上、1ヶ月以上続いている状態を不眠症と言います。
原因
気管支炎・肺の病気によって、呼吸に支障がある
鬱々とした気持ちや不安など心の病気
パーキンソン病・認知症などの脳の病気
治療法
睡眠導入の薬物治療を行うケースがあります。
原因の病気がある場合、そちらの治療も進めながら生活改善を行います。
病気②:過眠症
夜間に睡眠をしっかりとっているにも関わらずに、日中に眠くなり寝てしまうなどの症状が1〜2週間以上ある場合は過眠症の疑いがあります。
原因
飲んでいる薬の副作用
ナルコレプシー
特発性過眠症
質の高い睡眠を得られていない
治療法
原因の病気がある場合、そちらの治療も進めながら、生活改善を行います。
病気③:睡眠時無呼吸症候群
夜間に何度も目が覚める
起床時に寝不足な感覚を覚える
夜寝ているのに日中の眠気が辛い
といった症状が1日でもあり、日中に支障をきたしている状態を、睡眠時無呼吸症候群と言います。
「睡眠中に呼吸(口や鼻の空気の流れ)が10秒以上停止する状態」があったり、「1時間あたり5回以上無呼吸や低呼吸が発生」したりして熟眠できず、起きている時間に異常な眠気を催します。
原因
寝ているときに無呼吸になり、浅い覚醒を繰り返していることが原因と考えられています。
治療法
シーパップ(持続陽圧呼吸療法)・無呼吸防止のマウスピース・手術・生活改善のいずれかの方法で治療していきます。
病気④:概日リズム睡眠障害
日中の眠気
倦怠感
眠る必要がある時間に眠れない
頭痛
といった症状があり、日常生活に支障がある状態を、概日リズム睡眠障害と言います。
原因
仕事が交代制勤務
社会活動の減少
時差ボケ
などによって、体内時計のコントロールセンターと言われる視交叉上核が機能障害を起こすことがあり、これが原因だと言われています。
治療法
適度な運動を取り入れ、睡眠リズムをつけるなど、生活改善を行います。
薬物療法が用いられることもあります。
病気⑤:むずむず脚症候群
夕方や夜にかけて、足が火照り、ムズムズかゆみを感じます。
足を動かすと和らぐため、夜も動かしてしまい寝不足につながります。
原因
鉄欠乏性貧血
パーキンソン病
慢性腎不全
糖尿病
妊娠(特に貧血持ち)
治療法
薬物治療を行うことが多いです。
適度な運動や、赤身肉や魚・切り干し大根・ほうれん草のおひたしなど鉄分を多く含む食事を摂ることも効果的です。
こんな症状は病院に相談しよう!
日中、眠気が強く居眠りをするなど、日常生活に支障が出ている場合は早めに医療機関に相談しましょう。
眠れないという症状のみで原因がわからない場合、一般の内科に相談してもかまいません。
内科を探す
早期受診のすすめ
不眠は、長期間続くと心身不調につながります。
身体に負荷がかかり、突然死や中長期的な健康へ影響することもあります。
早めに対策をしましょう。
▼参考
厚生労働省健康局健康づくりのための睡眠指針2014
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf